人生100年時代をイキイキと過ごすために重要な「健康寿命」
ソニーフィナンシャルグループでは事業の礎として、感動できる人生を支える「3つの寿命」を大切にしています。
感動寿命 自分らしく生きる
資産寿命 経済的な健全性
健康寿命 生きる土台
そのうちの一つである「健康寿命」は、人生100年時代と言われる現代において、趣味や学習、旅行など、人生を豊かにする経験を長く楽しむために重要であると考えています。
イキイキと自分らしい日常生活を送ることができる健康寿命を生きる土台として育むことが、人生100年時代を充実して過ごすためのカギと言えるでしょう。
毎年、多くの感染者が出るインフルエンザ。高熱や強い倦怠感を伴うだけでなく、重症化による入院や死亡、後遺症などのリスクもある感染症です。かからない・こじらせないためには、どのようなことを意識して予防やリカバリーに努めればいいのでしょうか?感染症専門医の谷口俊文さんにポイントをうかがいました。
谷口俊文医師。
米国内科専門医、米国感染症専門医。日本感染症学会の感染症専門医・指導医。日本内科学会の総合内科専門医・指導医。内科学、EBM、感染症学の普及に尽力している。
インフルエンザにかかると、どうして「つらい」のか?
――インフルエンザにかかると高熱が出たり、強い倦怠感が生じたりします。一般的な風邪よりも「つらい」理由を教えてください。
谷口俊文医師(以下、谷口):風邪もインフルエンザもウイルス性の病気ですが、一般的な風邪の場合、鼻や喉といった上気道がメインの感染部位となります。対して、インフルエンザはさらにその奥の気管、場合によっては肺のなかでも感染が成立するため、つらい症状が出やすくなるのです。
また、強い免疫反応が起こりやすいのもインフルエンザの特徴です。体内にウイルスが侵入すると、インターフェロンやIL-6(※)など、ウイルスと戦うためのサイトカインと呼ばれる物質が一気に放出されます。これらが全身に回ると高熱が出たり、強い倦怠感、関節痛、筋肉痛、頭痛や食欲低下などが生じたりするのです。このことが、インフルエンザが「つらい」要因と言えます。
※タンパク質の一種で、免疫や炎症反応の調節に重要な役割をはたす
――年齢や性別などにより、インフルエンザにかかりやすい・かかりにくいといった違いはあるのでしょうか?
谷口:かかりやすさ自体に年齢や性別は関係ないと考えられます。ただ、罹患した際に重症化しやすいのは5歳未満の子ども、それから65歳以上の高齢者と言われています。75歳以上になると、さらに具合が悪くなりやすい傾向があります。実際、5歳未満と65歳以上の方は、インフルエンザ罹患時の死亡率が非常に高くなるデータもあるんです。
また、小さい子どもや高齢者、あるいは持病があって免疫機能が落ちている方は、合併症や後遺症のリスクも高くなります。インフルエンザウイルスが肺に達して肺炎を引き起こしたり、それが治ったあとも別の細菌系の肺炎を起こしやすくなったりすることが知られています。そして、子どもの場合は肺炎だけでなくインフルエンザ脳症のリスクも懸念されます。
インフルエンザは世代を問わず気をつけなくてはいけない病気ですが、特に子どもや高齢者、免疫不全を抱える人は、日常的な予防や早めの治療が重要と言えるでしょう。
インフルエンザに「かからない」ためのポイントとは?
――では、インフルエンザ予防のポイントを教えてください。
谷口:基本的な対策としては、以下の4つが挙げられます。これらは、私自身もインフルエンザの予防として実践していることでもあります。
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1.インフルエンザワクチンの接種
まずは、毎年欠かさずワクチンを打つことです。発病を阻止するだけでなく、重症化の予防にもなります。自分がインフルエンザにかからないというだけでなく、ほかの人にうつさないためにも非常に大切なポイントです。
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2.手洗い・マスク・咳エチケットの徹底
この3つを徹底することで、感染を予防できます。家族の誰かが感染した際に家庭内で「手洗い・マスク・咳エチケット」を行った場合、家庭内感染のリスクが下がったという研究結果もあります。特に、症状に気づいた際には早めにこれらを実践することが重要です。
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3.部屋の空気の入れ替え
インフルエンザは急性呼吸器感染症の一つであるため、飛沫感染やエアロゾル(空気中に微細な固体または液体の粒子が浮遊している状態)による感染に注意する必要があります。「密」な空間は感染のリスクが高まるため、冬場であっても十分に換気を行うようにしてください。
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4.体調管理
基本的なことですが、やはり日々の体調管理が大事です。睡眠や栄養をしっかりとること、また、持病がある方は基礎疾患のコントロールも重要になってきます。たとえば糖尿病や心不全などの持病がある方がインフルエンザにかかると重症化しやすくなるため、特に体調管理には気を配る必要があります。
リカバリーで最も重要なのは「無理をしない」こと
――予防のポイントについてよくわかりました。ただ、それでもインフルエンザにかかってしまった場合は、どのように対処することが望ましいでしょうか?
谷口:やはり、なるべく早く医療機関を受診すること。治療が早ければ早いほど、重症化のリスクを下げることができます。そのうえで、回復のために以下のことを意識しましょう。
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1.無理をせず、とにかく休む
まずは体を休めることです。先ほどもお話ししたように、高熱や強い倦怠感が出るのは体がウイルスと戦っている証拠です。そうしたときは無理をせず、ゆっくりすること。会社に出勤したり、家事をしたりと、体を使う行動は避けてください。回復が遅れるだけでなく、合併症のリスクも高まってしまいます。
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2.水分と電解質を十分にとる
高熱が出ると汗をかきます。また、食欲が減退することで脱水状態に陥りやすいため、十分な水分補給が大事です。通常の水はもちろん、経口補水液やスポーツドリンクといった、電解質(ナトリウム、カリウムなど)が補給できる飲み物を用意し、こまめに少量ずつ飲むといいでしょう。
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3.適切な解熱鎮痛薬を使用する
高熱が出たり、倦怠感が強くてつらいときなど、薬に頼るしかない状況もあると思います。ただ、市販薬のなかにはインフルエンザの罹患時に推奨されないものもあるので、注意が必要です。できれば早めに医療機関を受診して薬を処方してもらうのがいちばんですが、病院に行く元気すらない場合には市販薬で症状を緩和し、静養してから診察を受けるといいでしょう。一般的なドラッグストアで買える薬であれば、アセトアミノフェンなどが推奨されます。そうした市販の解熱鎮痛薬を普段から常備しておくといいと思います。
オンライン診療の場合は、医師に正確な情報を伝えること
――病院が自宅から遠い場所にあったり、倦怠感が強くて足を運ぶのが難しかったりする場合は、オンライン診療という手段もありでしょうか?
谷口:もちろん構いません。ただ、オンライン診療は便利な反面、重症度がわかりづらくなるという懸念もあります。そのため、特に子どもや高齢者、持病をお持ちの方は対面での受診が望ましいです。
オンライン診療の場合は、症状や基礎疾患の情報を医師に正確に伝えることが大事です。また、薬局などで購入できるインフルエンザウイルスの抗原検査キットなども活用したうえで受診いただくと、医師がより判断しやすくなるかもしれません。
まずは対面受診、難しければ最低限の準備をしたうえでオンライン受診という優先順位がいいと思います。そして、対面にせよオンラインにせよ、インフルエンザの症状が出た場合は早めの受診を心がけましょう。
――日々の体調管理と、オンライン診療なども活用し、インフルエンザへの備えをしっかり整えて、自分や大切な人の「元気でいられる時間」を守っていきたいと思いました。本日はありがとうございました!
ソニーフィナンシャルグループが提供する、健康寿命をサポートする取り組み
ソニーフィナンシャルグループではお客さまの健康寿命をサポートするため、さまざまな保険商品・サービスを提供しています。病気やケガに備えるための保険商品はもちろん、健康に関する情報提供や、健康相談サービスなどにも力を入れています。
エムスリー株式会社との提携
ソニーフィナンシャルグループでは、皆さまの健康管理をサポートする手段の一つとして現在、ソニー生命のご契約者さまがご利用いただける、エムスリー株式会社が展開するオンラインでの医療相談が可能な「AskDoctors」の提供を開始しています。
このたび、健康寿命への興味をより多くの方にお持ちいただくために、オンラインで診察が行える「オンライン診療(保険適用)」を期間限定(2026年3月31日まで)で、一人でも多くの方に気軽に試していただける期間を設けました。
具体的には、本記事からアクセスした方限定で、ソニーフィナンシャルグループ株式会社と業務提携しているエムスリー株式会社の提携医療機関である「患者目線のクリニック」でのオンライン診療(保険適用)のシステム利用料を無料でご利用いただける、というものです。
通常、同サービスを利用するためには、一回1,000円のシステム利用料が必要となるのですが、この期間は、診察料や薬代、処方箋に関連する諸費用のみで受診が可能ですので、ぜひこの機会に「オンライン診療」を試してみてはいかがでしょうか。
- ※システム利用料無料が適用されるオンライン診療(保険適用)の診察科は、一部の診察科に限定されます。詳細は、以下バナーよりアクセスできる「患者目線のクリニック」からご確認ください。
- ※専用アプリのダウンロードが必要となります。
オンライン診療を期間限定で
システム利用料無料で提供
- ※システム利用料1,000円が無料となります。診察料・薬代・処方箋に関連する諸費用は別途かかります。
- ※実施期間:2025年9月2日~2026年3月31日まで
ソニー生命の取り組み
ソニー生命ではご契約いただいた保障とは別に、健康に関しても人間ドック・各種検診の優待や、最短5分で医師からの回答をもらえるサービス「AskDoctors」の提供など、お客さまのさまざまなお困りごとやお悩みごとの解決を支援する付帯サービスをご用意しています。
ご契約者さまとそのご家族さまがご利用いただけます。
付帯サービス(ソニー生命の問題解決支援) | ソニー生命保険
ソニーライフ・コミュニケーションズ(保険製作所)の取り組み
法人の健康経営とWell-being向上を目的として、法人経営者、法人の従業員とそのご家族さまに対し、病気の予防や健康に働ける環境をサポートできる福利厚生サービスを提案しています。
ソニー損保の取り組み
ソニー損保ではテクノロジーの活用により、事故リスクが軽減された社会の実現と安心・安全な生活の提供を目指します。そこで、社会全体の交通事故低減への貢献を加速すべく、運転スコアを計測する「GOOD DRIVE アプリ」を、ソニー損保の自動車保険のご契約の有無にかかわらずすべてのドライバーの皆さまに無料で提供しています。
ソニー・ライフケアの取り組み
ソニー・ライフケアは、事業コンセプトとして"Life Focus"を掲げています。これは、住み慣れたご自宅を離れて老人ホームに入居されても、いつまでも安心して、その方らしくお過ごしいただきたいという思いを込めたものです。高品質な介護サービスを通じてお一人おひとりに合ったケアはもちろんのこと、医療依存度が高くなっても、安心して、できるだけ長く住み続けられる「終の棲家」を目指しています。
自分らしくイキイキと過ごすために、今できることから始めてみませんか?
ソニーフィナンシャルグループは、あなたの健康管理をサポートします。
- ※ソニーフィナンシャルグループとは、ソニーフィナンシャルグループ株式会社、ソニー生命保険株式会社、ソニー損害保険株式会社、ソニー銀行株式会社、ソニー・ライフケア株式会社、ソニーフィナンシャルベンチャーズ株式会社から構成される企業グループです。



