人生100年時代をイキイキと過ごすために重要な「健康寿命」
ソニーフィナンシャルグループでは事業の礎として、感動できる人生を支える「3つの寿命」を大切にしています。
感動寿命 自分らしく生きる
資産寿命 経済的な健全性
健康寿命 生きる土台
そのうちの一つである「健康寿命」は、人生100年時代と言われる現代において、趣味や学習、旅行など、人生を豊かにする経験を長く楽しむために重要であると考えています。
イキイキと自分らしい日常生活を送るための「生きる土台」として、「健康寿命」を育むこと。それが、人生100年時代を充実して過ごすためのカギと言えるでしょう。
気象病とは?頭痛や目まいを引き起こす原因
天候や気圧が変化しやすい春先から初夏にかけて、「頭がズキズキする」「集中力が持たない」といった経験をしたことはありませんか? 「気のせいかな」と思われがちなこれらの症状、もしかしたら「気象病」かもしれません。
天気や気圧の変化によって引き起こされる身体の不調は、「気象病」と呼ばれています。「仕方のないこと」とされてきたこれらの不調には、ケアの方法があります。今回は、気象病が起こる仕組みやチェックポイント、適切なケアについて、専門家に解説していただきます。
久手堅 司 医師
医学博士。日本内科学会総合内科専門医、日本神経学会神経内科専門医、日本頭痛学会頭痛専門医、日本脳卒中学会脳卒中専門医。著書に『自律神経 これ一冊ですべて整える』(東洋経済新報社刊)『気象病ハンドブック』(誠文堂新光社刊)。「頭痛外来」、「肩こり・首こり外来」、「自律神経失調症外来」など複数の特殊外来を立ち上げ、天候と不調の関係にフォーカスをあてた「気象病・天気病外来」「寒暖差疲労外来」は、テレビ・新聞・雑誌・ウェブなど各種メディアで話題を呼んでいる。
――そもそも気象病とはどんな不調を指すのでしょうか?
久手堅司医師(以下、久手堅):気圧などの気象変化によって引き起こされる心身の不調のことを指します。
代表的な症状は頭痛で、私のところに来られる方のうち8割程度に頭痛があります。それ以外に、首や肩の凝り、関節の痛み、古傷の痛みなどを訴える方もいますね。動悸がしたり、抑うつ的な気分になったりするという方もいます。
ただ、気象病は正式な「病名」ではなく、まだ明確な判断基準があるわけではありません。もともと頭痛持ちの方が気圧の変化によって、頭痛がひどくなったりほかの症状が出たりもするので、切り分けが難しいところです。
――気象病が起こる仕組みを教えてください。
久手堅:飛行機に乗ったときや潜水したときに、調子が悪くなった経験のある方は多いかと思います。これは気圧による変化で、人間は気圧が上下すると不調が出る場合があるんです。
標高の高い場所にペットボトルを持って行ったときをイメージするとわかりやすいのですが、気圧の変化によって人間の身体も膨張したり縮んだりします。その際に、まず耳の「内耳」が変化を感知し、そこから目まいが起きたり、脳に信号が伝わって頭痛が起こったりします。
また、気象の変化は自律神経にも影響を与えます。気象の変化によって自律神経が活発になりすぎると、疲労が溜まったり、首や肩の凝りにつながったりするのが気象病のメカニズムです。
症状のパターンには個人差があり、気圧が上がるときだけ、または逆に気圧が下がるときだけ症状が出るという人もいます。

気象病になりやすい人の特徴は?
――性別や年齢によって、発症の仕方に傾向はあるのでしょうか?
久手堅:一般的には、女性は症状が出やすいですね。生理前や生理中などでホルモンバランスが崩れると頭痛などの症状が出る人がいるかと思います。それに、生理中には出血するので隠れ貧血になり、ヘモグロビンが減って酸素不足になる場合もあり、そういったときに気圧の変化が加わって、症状が重くなります。
年齢の面では、幼少期から気象病(気象変化による頭痛)を感じやすい方もいれば、大人になってから感じる方もいるなど、個人差があります。
――後天的に気象病を感じるようになる方もいるのですね。気象病を感じるようになるきっかけとしてはどんなものがありますか?
久手堅:第二成長期に急に身体が大きくなって、筋肉や神経の成長が追いつかなくなると血圧が低下しやすくなります。そこに気圧の影響が加わって、気象病も感じるという方がいます。ほかにも、社会人になってデスクワークを始めて運動習慣がなくなったことで、気象病を発症する方も多いですね。
また、一度気象病を経験してしまった方は、その後も気圧の変化のたびに症状が出やすくなります。最初は台風のときだけ感知していたのに、だんだん雨が降るだけ、曇るだけでも不調になりやすくなるなんてこともあります。
あなたは気象病?医師が教える二つのセルフチェック
――気象病を放置し続けることのリスクはありますか?
久手堅:生活に支障がない程度であれば、それほど気にする必要はありません。しかし、頭痛に関しては、放っておくと発症回数が増えていく方がいます。頭痛には、片頭痛(ズキズキと痛む頭痛)と緊張型頭痛(頭が締め付けられるような頭痛)があり、特に片頭痛がある方は音や匂いの刺激に敏感です。そんな状態に気圧の影響も加わると、頭痛の頻度が上がってしまいます。
――気象病には明確な判断基準がないといったお話がありましたが、気象病なのかセルフチェックする方法はありますか?
久手堅:簡単にできるチェック項目が二つあります。一つは、「天気が悪いときに体調が悪い」こと。もう一つは、「雨が降る前や天候が悪化する前に、自分の体調からなんとなく天気が予想できる」。この二つのうちどちらかに該当する場合、8割程度の方が気象病です。
気圧予報アプリなどの情報と照らし合わせて、自分の症状が天気や気圧と関連していそうかどうか調べてみるのも良いです。

――これらのチェック項目に当てはまった際にはすぐに病院を受診したほうが良いのでしょうか?
久手堅:生活に支障が出るくらいつらいという方は受診してください。たとえば、雨や雪の多いシーズンに毎回頭痛が起こって、つねに頭が重くてつらい、などですね。そうでなければ、無理に病院に行く必要はありません。自宅でセルフケアするだけで改善する人もいます。
今日からできる!気象病対策5選
――自宅でできるセルフケアとしては具体的にどんな方法がありますか?
久手堅:ちょっとしたマッサージをしたり生活習慣を整えたりすることで、気象病は改善できる場合があります。例えば、次のような方法があります。
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1.耳のマッサージ
耳を横に引っ張ったり、前後に回したりします。また、手のひらで耳を温めるのも効果的です。耳は頭痛の際に痛くなることが多い部位です。マッサージすることで、血行が良くなり自律神経が整います。
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2.首のマッサージ
首を横に倒したり下を向いたりして、ほぐします。タオルを短めに両手で持って、前後それぞれ30秒ずつくらい引っ張るのもおすすめです。首は普段の生活のなかで負担がかかりやすく、凝りが溜まりやすい部位です。耳とともに、一日一回でもほぐすだけで楽になります。
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3.運動習慣
体を動かすことで、自律神経が整います。ウォーキングでも筋トレでも、それぞれに合った方法で問題ありません。ただ、片頭痛がある方は、動いて血流が良くなることで痛みがひどくなる場合もあるので、自分に合ったタイミングや方法で動くことが大切です。
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4.良質な睡眠と朝日を浴びること
心身の回復のために、睡眠は重要です。また、午前中に起きて太陽の光を浴びることで、睡眠のリズムが整います。
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5.腸内環境を整える食事
自律神経を整えるために大切なのは、腸内環境を整えること。ヨーグルトなどの発酵食品を摂ることで徐々に効果が出てくると言われています。また、症状に合わせて、鉄分や亜鉛、ビタミンDなどを含む食品も意識的に取ると良いです。
――頭痛等の痛みを抑えるために、市販薬を使う方もいるかと思います。市販の鎮痛薬を飲むことにリスクはありますか?
久手堅:痛みが出たときに限って飲むのであれば問題ありません。ただ、頭痛等により鎮痛薬を飲む回数が増えるケースの場合は病院を受診したほうが良いです。痛みの頻度が上がってくると、「もう痛みが出る前に飲んでしまおう」となる方が多くいます。鎮痛剤を頻繁に使用していると、効果を感じにくくなることや、使用をやめにくくなる場合があるとされています。「痛みが出てから飲む」と決めて使うのが良いですね。
どんな治療が受けられる?気象病専門外来の現状
――気象病のチェック項目に該当した場合、何科を受診するのが良いのでしょうか?
久手堅:ある程度気象病だと予想できているのであれば、最初から気象病の専門外来のある病院に行くなど、気象病に理解のある医師のもとに行くのがおすすめです。
ただ、人によって症状はさまざまですし、最初から気象病に思い当たる方は少ないかもしれません。そういった場合は、まず、ご自身の症状の専門医にかかって検査してみるのが良いです。もしかしたら気象病ではない原因が見つかるかもしれません。いろいろと検査してみたけれど何も見つからず、「もう天気ぐらいしか要因がないんじゃないか」となってから来るのでも遅くはありません。
――気象病の専門医を受診した場合、どんな診察・治療を受けられるのでしょうか?
久手堅:まず、患者さんの症状を詳しく聞いて分析します。例えば頭痛の症状が重い方であれば、患者さんの頭痛が緊張型頭痛なのか片頭痛なのか、気圧が上がるときに悪化するのか、下がるときに悪化するのかなどですね。そのうえで、患者さんに合った治療法や、処方箋をお伝えします。
また、薬を使わずに、生活習慣の見直しから行うこともあります。詳しく状況をお聞きしながら、先ほどお伝えしたようなセルフケアを実行してもらいます。

オンライン診療という選択も。誰もができる気象病との向き合い方
――気象病の専門医が近所にいない人もいるかと思います。その場合は、どんな病院にいくのが良いでしょうか。
久手堅:まずは先ほどお伝えしたようなセルフケアをやってみて、それでもダメであれば頭痛外来に行ってみると良いかと思います。または、気象病を専門的に扱っている医師のもとでオンライン診療を受ける方法もあります。もちろん対面の方がわかることは多いので、遠方の方は初回だけ対面で受診し、以降はオンラインという使い方も良いかと思います。
――最後に、気象病に悩む読者に向けてメッセージをください。
久手堅:私のもとには、「気象病は解決策がない」と思っている方がよくいらっしゃいます。治し方がわからずモヤモヤと悩んでいる方も、良くなる可能性はあるので、まずはセルフケアから試してみてください。
ソニーフィナンシャルグループが提供する、健康寿命をサポートする取り組み
ソニーフィナンシャルグループではお客さまの健康寿命をサポートするため、さまざまな保険商品・サービスを提供しています。病気やケガに備えるための保険商品はもちろん、健康に関する情報提供や、健康相談サービスなどにも力を入れています。
エムスリー株式会社との提携
ソニーフィナンシャルグループでは、皆さまの健康管理をサポートする手段の一つとして現在、ソニー生命のご契約者さまがご利用いただける、エムスリー株式会社が展開するオンラインでの医療相談が可能な「AskDoctors」の提供を開始しています。
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2026年3月31日17:00まで2026年9月30日17:00まで
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ソニー・ライフケアの取り組み
ソニー・ライフケアは、事業コンセプトとして"Life Focus"を掲げています。これは、住み慣れたご自宅を離れて老人ホームに入居されても、いつまでも安心して、その方らしくお過ごしいただきたいという思いを込めたものです。高品質な介護サービスを通じてお一人おひとりに合ったケアはもちろんのこと、医療依存度が高くなっても、安心して、できるだけ長く住み続けられる「終の棲家」を目指しています。
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